おばあちゃんの知恵 役立つ暮らしの辞典

昔から語り継がれる暮らしの知恵を発信

住まいに関する暮らしのことわざ・格言

 古くから受け継がれてきた言葉が描く風景の中で、家や住まいが持つ深い意味や価値に迫ります。暮らしの知恵や洞察を詰め込んだことわざや格言が、私たちの日常にどんな示唆を与えるのか、共に探求し、心豊かな暮らしを彩るヒントを見つけていきましょう。

 

家の柱が割れる音がすると火事

 空気が乾燥すると、木造家屋では柱が割れたりきしんだりする。こうしたときは発火点が低くなり、火災が起きやすくなる。

 

梅を伐らぬ馬鹿もあり、桜を伐る馬鹿もあり

 梅の剪定は花が終わってまだ新芽が伸びる前の3~4月にするとよい。5月になって伸びてくる枝は、枝先を1/3ほど伐り落とすと小枝が伸びてその先にも花芽がつく。しかし、桜の場合は木質があらく、伐り口がふさがるまで長くかかるため、小枝でも切ったままだと病原菌が入り、木が弱ってしまうのでこういわれたと思われる。しかし、桜にも剪定が必要で、切ったあと木用のロウを塗っておくとよい。

梅の剪定

 

柿の木から落ちると三年しか生きられない

 柿の木は折れやすく、落ちると大けがをするので、柿の木に登るときは充分注意するようにこのようなことわざがいわれた。

 

 

柿の落下を防ぐには塩俵を敷け

 柿の落下は、養分や水分の供給が適当でないときに起きることがあり、塩俵を敷くと土壌水分が適度に保たれるため落下が少なくなる。

 

 

瓦千年手入れ万年

 瓦は毎年手入れをしていれば長くもつということ。「瓦千年手入れ年々」ともいう。

 

木六竹八

 木は陰暦の6月に伐るのがよく、竹は陰暦の8月に伐るのがよい。竹の場合、春に出たたけのこを伸ばすのには陰暦の8月に伐るのもよいが、樹液の働きの盛んな夏伐ると、虫がつきやすく、陰暦の10月~12月に伐るのが最もよい。

 

 

下種(げす)の一寸戸

 心卑しく礼儀を知らないものは、戸を完全に閉めないで一寸ぐらい開けておく。「下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し」ともいう。

 

四君子

 蘭、竹、梅、菊の四つの植物をいう。高潔な感じが君子を思わせるからであろう。

梅・竹・菊・蘭

 

 

千畳敷で寝ても畳一畳

 大きな屋敷に住んでいても寝るときには、誰でも一畳あれば充分である。あまり欲張らないということのたとえ。

 

十月の投木

 十月に入って落葉後に木を移植すると、投げ出すようにしておいても根付くこと。

 

大黒柱は特に大事にせよ

 大黒柱は家全体を支えている中心となる柱であるから大事にしなければならない。各家の主人を大事にしなければならないという意味にも使う。

 

 

月夜に柿の渋がもどる

 月夜は気温が下がるので、寒さのために柿に渋がもどることがある。また、寒冷地では、柿は渋くなりやすく、甘柿でも渋柿になることもある。

 

土手を築かば木を植えよ

 土手に木を植えておくと、木の根が土手にはりめぐらされて、雨が降ったときなど、土手の崩れるのを防ぐ効果がある。物事は長く確実に続くように万全を図るべきであるということのたとえ。

土手の桜の木

 

虎狼より漏れが怖し

 とらやおおかみよりも、雨漏りのほうが怖い。雨漏りは屋根が傷む最大の原因であるから気をつけた方がよいということ。また、自分の秘密が世に知れ広まるのが恐ろしいという意味にも使われる。

 

木灰木を育つ

 木灰には、肥料として大切な三大栄養素の中の二つの要素、リン酸とカリウムをはじめ、いろいろなものが含まれているので、植木などの肥料として役に立つ。

 

門から玄関まではその家の顔

 門から玄関までは、訪問者が最初に目にするところで、その様子で家の様子や住んでいる人の人格までも推し量ることができること。

 

 

鼠がいなくなればその家に火災がある

 ねずみや鶏などの動物は異変に敏感である。ねずみがいなくなるということも、火災の前兆の一つである。「鼠のいる家は家難がない」ともいう。

 

 

まとめ

 古今東西の知恵を探求し、暮らしの中に息づく深い意味や洞察を紐解くことは、私たちに豊かなインスピレーションをもたらします。過去から現在まで語り継がれる言葉が、私たちの住まいと暮らしに与える価値は計り知れません。これからも心地よい生活を築くヒントを見つけ出し、叡智を探求しまましょう。

 

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